今回は、東日本大震災でも救援船として活躍した「ふじ丸」についてお話しいたします。

日本初の大型クルーズ客船『ふじ丸』が、2013年6月をもって正式に引退することが決定いたしました。
同船は三菱重工神戸造船所で平成元年誕生しました。命名者（ゴットマザー）は当時の運輸大臣だった石原慎太郎氏の夫人「石原典子」さんです。
今日まで多くのクルーズファンから愛され地球を約20周、のべ50万人の方にクルーズをお楽しみいただきました。
私は、このふじ丸船上で2007年11月に船上結婚式を挙げました。やはり引退のニュースは個人的にかなり寂しかったです。

ふじ丸は東日本大震災後、被災地支援の一環として、大船渡港に3日間、釜石港に2日間、宮古港に2日間寄港し、
計4,451人の被災者に食事や入浴、休息等のサービスを無償提供しました。
被災者からは「夢のような時間を過ごさせて頂きました」「心のこもったおもてなしでした。ありがとう」「いつかふじ丸に乗り旅をすることを夢見、これから頑張りたい」といった声が多数寄せられたそうです。

さて、ふじ丸引退まであと半年、クルーズのゆたか倶楽部では小笠原クルーズ5回と日本一周クルーズを企画しておりますので お気軽にお問い合わせください。

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