さて、最近はクルーズの旅もぐっと身近な存在になりつつある今日この頃ですが、今回は、パナマ運河と七つの海についてお話しいたします。

10年の歳月をかけ1914年に開通した人類最大の偉業「パナマ運河」は今年開通100周年を迎えます。
各船会社とも趣向を凝らしたクルーズを実施しており今年はパナマ運河クルーズの当たり年と言われています。
パナマ運河はスエズ運河、キール運河と並び世界三大運河のひとつと言われています。
そもそもパナマ運河とは太平洋とカリブ海を結ぶ閘門式運河で、高低差26メートルの仕切られた閘門内の水面を上下させて通航します。
パナマ運河とあわせて「パナマックス」と言う言葉が出てきますが、これはこの運河を通過できる最大船型という意味で使用され、長さ約294メートル、幅32メートル以内の船を指します。
現在完成が遅れているパナマ運河の拡張工事ですが、完成すると大型船でも通航が可能になるため運河の幅ギリギリに進む迫力の通航シーンや専用の電気機関車で船を牽引する独特のシーンが近い将来見られなくなると言われています。
パナマックスを体感できる最後のチャンスです。是非今年はパナマ運河クルーズにご参加ください。

パナマ運河クルーズに参加すれば「七つの海」のうち二つの海をまたにかけると思われがちですが一般的に「七つの海」とは北太平洋、南太平洋、北大西洋、南大西洋、インド洋、北極海、南極海のことをさします。
これは19世紀末には広く定着しておりましたが、それまでは国や時代により北海やバルト海、地中海、カリブ海など異なる七つの海がありました。
そもそも「七」は古くから神聖な数と考えられていて「すべて」をさす意味に使われていました。
つまり「七つの海」とは「世界中のすべての海」という意味で使われているそうです。

以上パナマ運河と七つの海のお話しでした。
パナマ運河クルーズに興味をお持ちの方は下記をクリックしてください。
https://www.yutakaclub.co.jp/index.html#/tour/result/detail/point/10100/1812

是非、今年はクルーズ旅行に出かけてみてはいかがでしょうか？