チェブラーシカに家ができる?

チェブラーシカに家ができる?

今では日本語の公式ウェブサイト(http://www.cheb-project.com/)まで作られ、すっかりおなじみとなったチェブラーシカ。

チェブラーシカは、ロシアの児童文学作家でありアニメーションのシナリオライターでもあるエドアルド・ウスペンスキーの絵本「ワニのゲーナとその仲間たち」に初めて登場しその後アニメ化され、現在私達がよく見る姿が誕生しました。
チェブラーシカとはロシア語の「転ぶ」という動詞”チェブラーヌッツア”からきており「転んだちゃん」という意味になります。

どこからかオレンジの木箱に入れられてやってきて、一人寂しく暮らしていたチェブラーシカが同じく孤独なワニのゲーナと出会い、仲間の輪を広げていくというストーリーでチェブラーシカの愛くるしい姿と、その温かいストーリーでロシアで一躍人気者となり今でもロシアの誕生日には「ワニのゲーナの歌」が歌われるくらい、この作品は人々の中に溶け込んでいます。

そして最近、「チェブラーシカの家」がモスクワ市内の公園に建設される計画が発表されました。ここではキャラクターの展示やグッズ販売が行われることになっています。
興味深いのが、内部案内がロシア語、英語、日本語でなされるということ、つまりターゲットが日本人観光客であるということです。日本での人気の高さがモスクワに博物館を造ってしまうとは、驚きです。
「チェブラーシカの家」は2013年着工で、完成年は未定ですがチェブラーシカファンにとっては楽しみなニュースになりました。

ロシア旅行社
http://www.russia.co.jp/