2月7日に、ロシアのソチにて冬季オリンピックが開幕しました。
「ロシア=寒い国」のイメージがあり、ソチも日本の札幌と同じ北緯43度に位置していますが黒海に面した温暖な気候のため、冬の平均気温は東京とほぼ同じくらいになります。
今、テレビでは毎日のようにソチの映像が流れていますが、そこにはヤシやシュロといった南国の植物が青々としており
「果たしてこんな暖かそうなところで、冬のオリンピックができるのだろうか」
と思ってしまいますが、ソチは南北100㎞にわたる縦長の都市で、開会式などが行われるオリンピックパークは南の海岸エリアに所在し、クロスカントリーやジャンプといったスキー競技は、そこから50㎞離れた1000m以上標高の高い山岳エリアにて行われます。
ソチにはプーチン大統領の別荘があることで有名ですが、昔からロシアの国内旅行先として親しまれています。今ではロシア人が海外旅行に行くことは珍しいことではありませんが、ソビエト時代は一般人が海外に出ることは制限されていたので、ロシア国内にあり、温暖で海 のあるソチがリゾートとして発展してきました。
今でも夏休みのバカンスやハネムーンの定番地として、また温泉が豊富なことから療養地として夏には数百万人がソチを訪れています。
オリンピックが終わった後もF1ロシアグランプリなど予定されており、今年はソチにとって話題の尽きない年となりそうです。
ち なみに、チェブラ―シカのオリンピックバージョン(写真)が販売されているのをご存じでしょうか。ソチオリンピックの公式マスコットがあるため、あまり 大々的には売られていませんが、スポーツショップなど一部の店舗で扱っていますので、チェブラーシカファンのみなさま、お見逃しなく!
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