モンゴルのパワースポット?!『シャンバリーンオロン』

弊社ではネパール・モンゴル・チベット文化圏やその他の地域を扱っております。
今回は、日本ではまだあまり知られていないモンゴルのパワースポットについてお話ししたいと思います。日本のパワースポット(またはエネルギースポット)と呼ばれる場所は、富士山や高野山奥の院、伊勢神宮など各所にあり、特別な“場”として多くの観光客が足を運んでいますが、こういった特別な“場”はもちろん、モンゴルにもあるんです。

モンゴル人は過酷な自然環境下で生活していることもあり、もとより人為を越えたチカラを信じて暮らしています。そんな彼らが、大注目している地があります。
それは、首都ウランバートルから列車で南下すること約10時間、東ゴビ県のサインシャンダ駅を降りてさらに35km移動した先にある、シャンバリーンオロン(現地の言葉で天国を意味する)と呼ばれる場所。
この地は19世紀に活躍したモンゴルの名高い高僧ダンザンラブジャーが、「世界の中心」「幻の楽園への入り口」と唱えたほど強力なエネルギーに満ちているのだとか(ここから電話をするとなんと電波を伝って相手にもエネルギーを与えられるらしい!?)。しかも、ここで願い事をすれば必ず叶う! と信じられているということで、モンゴル人だけではなく欧米人にも大人気のスポットとなっているのです。

煩悩だらけの願いがいつ叶うかは不明ではありますが、祈りの作法としては、①シャンバリーンオロンの入り口とされる「ブルハニーヌール」で自らの悪事を書き連ねた紙を燃やし、②ブルハニーヌールの壁に描かれた「ブッダ・アイ」と目を合わせ、③目をそらさずに心の中で願いを唱え、④願いが終わったら、親しい人に功徳を分けるためにブッダ・アイを写真に収める。というもの。

我々から見ると、「えー?」と思うような感じですが、彼らは本気。願い事を唱える台座は砂漠にあって行列ができるほどの人気です。

サインシャンダには他にも祈りや瞑想の場があります。
詳しくはこちらをご覧下さい。

さてさて、あなたならどんな願いを叶えに行きますか?