イタリアは長靴の形をした小さな国ですが、不思議なことに北と南では街並みも人となりも全く異なります。
本日はイタリア最南の大きな島・シチリア島のオレンジについてご紹介したいと思います。
太陽の島・シチリア。その東側に位置するカターニアの街近郊ではたくさんのオレンジが栽培されています。
日本で売っている様な通常のオレンジ(それでも大きさは2倍以上)とブラッディオレンジといわれる赤いオレンジの2種類があり、主にジャムやジュースなどに使用されていますが、中でも赤いオレンジのジュースは絶品です。
そもそもこのブラッディ・オレンジができたきっかけはカターニア近郊にある活火山・エトナ山が噴火した際に、溶岩から流れ落ちた黒い溶石が肥料となり奇跡的に赤い実をもつオレンジが生まれたそうです。
そのため、シチリアでもカターニア近郊の畑でしか収穫できないため、奇跡のオレンジとも言われています。
イタリアへご旅行をされた方ならば飛行機内で出されたオレンジジュースを飲んだことがあると思いますが、やはり現地シチリアで飲むオレンジジュースは一味違います。
イタリア屈指のリゾート地・タオルミーナで赤いオレンジジュースを飲むひととき。たまりません!
皆様もシチリアへご旅行をされた際は是非味わっていただきたい一品です。
イタリアン地中海センターのfacebookページ
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