エジプト観光のハイライトと言えば、ギザのピラミッドや考古学博物館など首都カイロの周辺に集中していますが、エジプト中部には神殿や王家の谷のあるルクソール、ハイダムで有名なアスワンなどナイル川沿いに見どころが多数点在しています。

これら地域を観光するのに最適なのがナイル川クルーズ。クルーズ船の数だけで300隻とも400隻とも言われ、短いものは2泊から長いものは1週間、カジュアルな船から豪華な船まで様々なクルーズが運航されています。夜寝ている間に次の町へ移動、朝起きたら観光、と時間を有効に使えるためナイル川クルーズを組み込んだツアーも多く見られるようになりました。

さて、これだけの船が運航していて、しかし停泊場所が決まっているとどうなるのか？7隻の船が到着した順に横付けした結果が下の写真です。陸側から数えて2隻目以降の乗船客はどのようにして上陸するのかというと、他の船のロビーを通って次の船に渡ってゆきます。一番遅くに到着した船の乗船客は、6隻の船のロビーを横切ってようやく上陸できる訳です。

両側を挟まれた船は昼間でも真っ暗、朝起きたら隣の船のキャビンが見えたり、他の船のロビーにあるお土産屋さんで買い物に夢中になってしまい、自分の船が先に出発しちゃったなんて笑い話も（タクシーで次の港まで追っかけたようです）。

漁師や農夫など、ナイル川の恩恵を受けて生活している人々の姿を見ることが出来るのもナイル川クルーズならでは。ご興味のある方はお気軽にお問合せください。

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