今年2014年は、ムーミン童話の原作者であるトーベ・ヤンソンの生誕100年となる、記念すべき年です。
トーベ・ヤンソンは、1914年にフィンランドのヘルシンキ生まれのフィンランド人として有名ですが、フィンランドではマイノリティのスウェーデン系フィンランド人であり、子供向けの童話でありながら不条理な内容も多く含まれているのは、トーベのそのような出生を反映したものだと言われています。
また、原画を見ると日本でのムーミンとは少し違った、暗いイメージのムーミンとなっており、初めて見る日本人には少し違った印象を受けます。
今年は、フィンランドを中心にいろいろなイベントが開かれますが、日本でも4月~来年の5月の間に、最大規模のムーミン原画展が東京の松屋銀座を始めとし、全国10会場で行われる予定です。
この機会に是非とも、ちょっと違ったムーミンを見に行ってみてはいかがですか?
ムーミン原画展の詳しい日程やトーベヤンソンについての情報などは、以下のトーベ・ヤンソン生誕100周年記念のホームページをご覧ください。
http://www.moomin.co.jp/tove100anniv/