フィンランドの寒い冬が終わり、やっと6月。
6月にはクリスマス・イースターに次ぐ、3番目に大きなイベント、夏至祭があります。
フィンランド語ではJuhannus(ユハンヌス)といい、キリスト教の聖人の名前がついていますが、キリスト教が伝わる前からのイベントです。
フィンランドの人々の多くは、家族でサマーコテージに行き、のんびりとした休日を送りますが、伝統的には、コッコと呼ばれるかがり火を焚くのです。
これは、夏至を過ぎると夜の時間が長くなり、悪霊が増えてくるといわれています。
それらを追い払うために、焚くようになったのです。
さらに、ユハンヌスにはいろいろな言い伝えがありますが、多くは「13種類の野の花を集めて枕の下において寝ると、将来の旦那様が夢に現れる」や「ユハン ヌスの深夜0時ちょうどに湖を覗くと、将来の旦那さまの顔が見える」などの恋愛関係の言い伝えが多いので、この時期にフィンランドへ行かれる方は、試して みてはいかがでしょうか?