今回はヨーロッパアルプスのスキーを紹介します。
冬のロンドンやパリなど、アルプスから北のヨーロッパは、毎日どんよりとした天気が続き、なかなか太陽を見ることができません。そんな時期にヨーロピアンは、太陽を求めバカンスに出かけます。
実は北ヨーロッパを覆う雲は、標高1000m位に張り付きます。 アルプスのリゾートは、ほとんどが標高1000m以上。その雲の上に存在しているので、日本のスキー場とは違って天気の良い日が多いのが特徴です。
スキーに行くというより、太陽を浴びに行く。そのついでに雪があるからスキーでもしよう。というのがヨーロッパ流。日本みたいに「1日券で何本滑れるか!」なんてガツガツ滑る人はいません。
それでも、スケールの大きなゲレンデでは、ロープウェー1本で標高差1000mのコースを簡単に滑れます。午前中に1本、テラスで日向ぼっこをしながらランチ、午後に1本。のんびり滑っても日本で滑るより滑走距離が長かったりします。
フランス、スイス、オーストリア、イタリアにまたがって連なるアルプス。
各地にいくつものスキー場が点在していますが、その中で最もお勧めなのが、イタリア北東部のドロミテエリア。
ここには世界最大規模のスキー場があります。なんとコース総延長は1,220km。全部を滑ろうと思えば、1日20km滑っても、滑るのになんと2ヶ月以上かかります。
コースは非常によく整備されていて、コブがほとんどなくなく、中級レベルで楽しいクルージングができるコースばかりです。
素晴らしい景色を楽しみながら、いくつもの谷を越えて滑ったり、大きな山塊の周りを1日かけて一周したりと、スケールの大きなスキーが楽しめます。アルプス、そして、ドロミテでしか体験できない世界です。
滑りたい人はたくさん滑る。のんびりしたい人はテラスで景色を見ながらのんびりする。みんな、自分の体力や好みと相談しながら、好き勝手なバカンスを過しています。
本場のリゾートでそんな優雅なスキーバカンスを楽しんでみませんか。
URL http://www.adventure-guides.co.jp/ag_web4.data/Agdata/pamphlet/201310_kaigai/20140118dolomiteski.pdf