スイカの起源はどこ?原種のスイカとは?

スイカの起源はどこ?原種のスイカとは?

少し時期外れの話題になりますが、夏には欠かせないスイカの話を少し。

スイカの起源がアフリカだということはご存知でしょうか?
実は、アフリカ南部にあるボツワナ共和国がその起源になります。

スイカの原種(現地では、TSAMMA MELONと呼ばれています)は、数百種類を数え、現在も一定のエリアに自生しています。
紀元前からこの地に暮らす、サン(ブッシュマン)の人達は、古くから、貴重な水がめとして利用してきました。
極度に乾燥した地域のため、安定した水源の確保が難しく、スイカを収穫し、確保しておくことで暮らしていくことが出来ました。

この原種スイカは、我々が普段食しているものとは異なり、中は白く、全く甘みはありません(ニガウリのような苦みがある)。

現地のスーパーでは、日本と同じ甘いスイカ(現地ではハープ種と呼ばれています)が売られていて、町に暮らす人達は、原種のスイカを食べる習慣はありませんが、近年、加工品(ジュースや化粧品)が販売され、また習慣的に原種スイカを食べる人達の平均寿命が、食べない人達と比較してとても長い事から、注目の食材となっているようです。

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