夏のブータンをお勧めする4つの理由!

夏のブータンをお勧めする4つの理由!

秋篠宮家の眞子様がご訪問されたことで、改めて注目されたブータン。
ガイドブックには「乾期のほうが旅行シーズンとして望ましい」と記載されているので、雨期を避ける方が多いようですが、日本の梅雨のように雨が降り続くわけでなく、夕方から朝にかけてスコールのように降るので、本格的なトレッキングや、移動距離の長い中央ブータンや東ブータンへの旅行でない限り、普通の観光旅行なら夏を避ける必要なんてないんです!
実際ブータンの首都ティンプーの真夏の降水量は、同時期の日本の半分くらいしかありません。むしろ、雨が多く緑が多いことが、お隣のチベットとの大きな違いなのです。

そして、夏だからこその魅力も沢山あります。
夏休みにブータンに行きたくなった方のために、ブータンの夏の魅力をご紹介します。

夏のブータンをお勧めする4つの理由!

1.深緑がまぶしい!

ブータンは山岳国でありながら農業国でもあるのです。
少ない平野部はもちろん、山裾を開墾した棚田が緑に染まります。
九州を一回り小さくしたくらいの自然豊かな国土に人口は僅か70万人。
圧倒的に人口密度が低いので見渡す風景に人工物がほとんどありません。
街を少し離れれば、どこでも森林浴!
癒されること間違いなしで、視力も回復しそうです。

2.夏はマツタケのシーズン!

あまり知られていませんが山国で水も日照量も豊富なブータンは「キノコ大国」。特に特産のマツタケは質も良く、近年は日本にも輸出されています。
ブータン流にお料理すると何でも唐辛子とチーズと一緒に煮込まれてしまうので、醤油を持参して「焼きマツタケ」をリクエストしましょう。
7月後半から8月いっぱいがシーズンです。マツタケ以外のキノコも美味ですよ。ビールにピッタリ。

3.断崖の寺院タクツァンが霧に包まれ神秘的

ブータンを代表する観光地といえば、眞子様も登られた断崖絶壁に建つタクツァン僧院。「どうやって建てたの?」と思わずにはいられない、日本の投入堂のような仏教僧院です。
朝夕と日中の温度差が大きく、空気中に水分が大量に含まれる夏は、タクツァン僧院が早朝霧に包まれた神秘的な姿を見せてくれることがあります。陽が上がるにしたがって気温も上がり、やがて霧は晴れるので「霧でタクツァン僧院がぜんぜん見えなかった」なんてこともまずありません。
神秘的な「霧のタクツァン」をご覧になるならこの季節がお勧めです。
【関係記事】雨上がりの空の下、緑輝く大地で見えたもの
http://www.kaze-travel.co.jp/bhutan_tenjo011.html

4.石焼風呂も楽しめる

このタクツァン僧院までのトレッキングは往復で5-6時間。普段、運動不足の人には良い運動です。
そんなトレッキングの疲れを癒すには、ブータン名物の石焼風呂「ドツォ」がお勧めです。真っ赤に焼いた石を湯船に沈めて沸かしたお湯は、遠赤外線効果でポッカポカに身体が温まり、疲れた身体が早く回復するでしょう。
タクツァン僧院のあるパロでは、石焼風呂を楽しめるホテルや、
専門の施設があって、朝に頼んでおけば夕方に楽しむことができます。
またホームステイ先でも入浴することができます。

【関係記事】湯ったり♪ ブータン 石焼き風呂(ドツォ)を楽しもう
http://www.kaze-travel.co.jp/bhutan_kiji031.html

夏限定の楽しみではありませんが、
まぶしいほどの深緑の中、霧のタクツァン僧院へのトレッキングを楽しみ、
石焼風呂でさっぱりした後は、マツタケを肴にビールを飲む!
うーん、至福の時間ですね!

いかがですか?
この夏休みの旅先の候補にブータンも加えてみてはいかがでしょうか?

「風のブータン」 風の旅行社のブータン情報
http://www.kaze-travel.co.jp/bhutan