エジプトの国花 ロータスについて

エジプトの国花 ロータスについて

今日はエジプトの国花、「ロータス」のお話しです。

辞書を引くとロータス(Lotus)は蓮、Water Lilyが睡蓮と書いてありますが、エジプトのロータスは蓮ではなく睡蓮の事を言います。

エジプトにおけるロータスの歴史は古代にさかのぼります。太陽が昇ると開花し夕方には閉じるという習性や、中央が放射線状に開くことから古代エジプトの最高神、太陽神の象徴となりました。古代エジプト遺跡の壁画や彫刻にもロータスの髪飾りが描かれ、花束やロータスの香水なども発見されています。

ロータスはナイル河岸では一年を通して咲いており、「ナイルの花嫁」とも呼ばれています。「ロイヤル・ロータス」というナイル川クルーズ船も運航しています。首都カイロにあるカイロタワーやエジプト最南端の町、アスワンにあるハイダムの完成記念塔もロータスの形をしていますし、有名な考古学博物館の正面の池にも咲いていたりとエジプト国民に愛されている花です。

▼トラベルハーモニー ホームページ
http://www.harmonyegypt.com/