風の旅行社よりメリークリスマス! クリスマスといえば、サンタクロースを乗せ橇を引くトナカイが思い浮かびますね。でも、モンゴルのトナカイはちょっと違います。トナカイの背中に鞍をつけ直接跨り、雄々しい角を握って移動する人々がいるのです。
モンゴル北中部、ロシアと国境を接するフブスグル県には、モンゴル語で“トナカイを飼う者”を意味する「ツァータン」と呼ばれるトヴァ人たちが暮らしています。標高約2,000mのタイガで暮らすツァータンは、トヴァ語を母語とし、主にシャーマニズム信仰を強く残すなど、多様な民族の暮らすモンゴルの中でも特徴的な伝統文化を持っています。彼らにとってトナカイは交通手段であり、乳製品の源として欠かせない大切な存在です。
「トナカイ=サンタクロース」の乗り物って思っていた方は、ちょっと意外ではありませんか?
ツァータンが暮らす土地を旅するなら、トナカイたちが出産の時期を迎える春がおすすめです。生まれたばかりの毛もふわっふわの仔トナカイに出会えるかもしれません。(骨抜きにされる可愛らしさです…)
▼おすすめツアー
4/28(月)発 タイガの森で仔トナカイに出会う
ツァータンホームステイ8日間
http://www.kaze-travel.co.jp/mn-sp-10.html?tabisen
さむ~いモンゴルからのお話でしたが、どうぞ、今夜は温かい夜をお過ごしくださいね。