今日は日本でも人気のスペインサッカーについてご紹介します。
スペインサッカーは、日本でも”無敵艦隊”と呼ばれ、人気がありますが、スペインでは、スペイン代表よりも、むしろ国内のチームごとの試合が人気。あんなにサッカー好きの国民が、「ワールドカップは見ない」という人も結構います。各地域性が強く、自分の地元のチームをこよなく愛しています。でも、いくら地元チームを応援するといっても、やっぱり一番好きなのは、バルサ(バルセロナ)、又はレアル(マドリッド)、二番目に地元のチームという人も結構います。バルサ、レアルはやっぱり別格なんですね。
今回は、そのバルサ対レアルのスーパーカップの試合の写真です。スーパーカップとは、通常のリーグ戦と、国王杯の優勝チームが対決する試合。そして、スペインサッカーを盛り上げてきたこの2チームの試合は、スペイン・ダービーともエル・クラシコ(伝統の一戦)とも言われます。今回は、バルサホームのカンプ・ノウスタジアムでの試合。写真でも分かるとおり、観客席はものすごい傾斜です!!カンプ・ノウの収容人数は98,000人。
例えば、埼玉スタジアム2002が63,700人、横浜日産スタジアムが72,327人に比べると、とっても大きいですよね。大きいというか、高い。3階席の一番上の方(一番安いお席、、、)に座ったことがありますが、興奮した観客が暴れるとスタジアムが揺れ、ころげ落ちるのではないかと、試合中、本当に怖かった!!選手は豆粒にしか見えないし、しっかり試合を見たい方は、ちゃんとそれなりに料金を払って1、2階席などをお勧めします。スタジアムと試合の雰囲気だけ感じたい、という方は、上の方の席でも、逆に通常出来ない体験ができるかもしれません!?
チケットは決して安いものではございませんが、ちょっとしたサッカー好きなら一度は生のスペインサッカーを見てみたいものですよね。スペインでのサッカー観戦を予定するにはいくつか注意事項があります。
まず、通常のリーグ戦は土・日に行われます。そして、テレビ放映の都合により、1試合だけ月曜日の試合になります。
さらに、最近、金曜日にも1試合だけ行われるようになりました。金~月の何曜日の何時の試合になるかは、予定日の一週間前くらいにならないと確定しないため、必ず試合を見たい人は、金~月曜は全て試合の開催地滞在としておく必要があります。
一週間前に試合の日程が決まってから旅行の日程を組み直すのは、通常は難しいです。バルサやレアルなどの人気チームは金・月曜日になる可能性は少ないと言われていますが、マイナーなチームの観戦を予定している人は特に気をつけましょう。
そして、開催曜日に加えて、キックオフの時間もまちまち。15時だったり、夜の22時半だったり。野球のように異常に長引くことはないですが、22時半のキックオフの場合は、お帰りは深夜0時を超えてしまいます。
タクシー、バスはほぼ乗れないと思った方がいいでしょう。
地下鉄は、バルセロナは、月~木・日・祝日は5時~24時、金曜日は翌2時まで、土曜日と一部の祝前日は翌日まで継続して運行しています。
金・土の試合は遅くでも安心ですが、平日や日曜日の遅い時間の試合は気をつけなければいけませんね!マドリッドは、毎日6時~翌1時半まで運行していますので、なんとか帰れそうです。遅い時間になる可能性もあり、混雑も予想されるので、サッカー観戦の際は、最低限の交通費と予備のお金、パスポートコピーのみ持参して、貴重品は持たずに、気をつけて観戦を楽しみましょう!