ちょっと変わったフィンランドの冬の子育て

東京のさくらが満開を過ぎていますが、北欧の気温はまだマイナスで、気温は冬まっ盛り!ということで、今回は私が冬のフィンランドに滞在をしている時にびっくりした子育てについてお話したいと思います。

私が冬のフィンランドに滞在していた時に、フィンランド人の友達に夕食へ招かれたことがありました。その時、玄関の前にベビーカーが一台ぽつんと置かれていました。そのベビーカーの中を見てみると、赤ちゃんが寝ているではないですか。その時の外気温は、-8℃。現地では通常の温度ですが、完全防寒をさせているとはいえ、そんな寒さの中でベビーカーの中で赤ちゃんだけで寝かしているというのは日本人の感覚からしたらとてもびっくりしました。

あわてて中に入り、友達にそのことを尋ねると、フィンランドでは当たり前のことだと・・・。また、玄関先にベビーカーを置いていたのは、インターフォンで 中から監視ができるからだということです。15分に一度くらい、インターフォンでそとの赤ちゃんの様子をうかがい、泣いていたら中に入れるようです。

いろいろ話を聞いた結果、完全防寒をさせてベビーカーに入れて眠らせると、睡眠には丁度良い温度になり、熟睡できるというのです。さらには、現地の気温での呼吸に慣らす意味もあるというのです。
寝かせる時間も、そんなに長時間ではなく1~2時間程度の様です。
安全な北欧ならではの子育ての仕方ですね!